カワサキの試乗会に参加してきたよ 後編(Z800インプレ)
2014.08.04 Monday 21:30
今回の試乗会は、阪奈道路というクネクネとしたカーブの多い幹線道路で、なおかつ先導付きの集団での走行ということもあり、非常に緊張したのですが、実際は問題なく走ることができました。先導役の店員さんが本当にゆっくり走っていただけたので、途中ではぐれることなく試乗することができました。この手の集団走行では、ものすごいスピードを出すあまり、筆者が置いてけぼりを食らうということが稀によくあったので、今回はそんなこともなく、無事に試乗を終えることができました。とにかく、主催者の八尾カワサキ東大阪店様には、厚く御礼申し上げます。
続きまして、2台目には同じカワサキの800ccの大型バイクである、Z800に乗りました。Z800はW800と違い、目を三角にしてクネクネ道を速いペースでガンガン走っていくタイプのストリートファイターなので、今回はうって変わってやる気マンマンで臨まざるを得ない感じになります。
インプレッションでも書いてみます。
まず、シートだけでもZ800はW800とは全く性格が違うバイクであることがわかります。固くて触れると反発するタイプのシートになっていて、路面のギャップをモロに受けてしまいます。もっとも、実際はそれ程ガツンとはいきませんでしたが、これはサスペンションと呼ばれる部品がうまく機能しているからでしょう。そして、シート高は片足のみのつま先立ちになってしまう程高く、ステップに足を乗せた時も膝がやや曲がるポジションになります。これだけでも、スポーツ性を追い求めたバイクであることがうかがえます。
が、実際の走行性能はそんなカリカリとした、乗りにくいものではありませんでした。むしろ、とても乗りやすかったです。発進はいたってスムーズ、走ってからもちょうどいい加減のパワーで扱いやすく、そしてエンジンのフィーリングが絶妙に気持ちよかったです。しかし扱いやすいだけのバイクではなく、スロットルをひねればガツンと加速します。このあたりは、さすが大型バイクといったところでしょう。
まあ、こんなスポーティーなバイクですから、のんびりツーリングに行く系統のバイクではありません。後ろ部分の造形はまさに走るためのバイクといった感じで、ロープを引っ掛けるフック等はありませんでした。ここは、持ち主の創意工夫が必要かと思われます。
結論を申し上げると、安楽かつスポーティーな、バランスのとれたバイクと言えるでしょう。カワサキの愛好家が多いのも、Z800を試乗してよくわかりました。安楽さとスポーティーさを高いバランスで両立しているので、走っていてちょうどいい気持ちよさを体感できるのでしょう。スズキは若干安楽さに割り振っているのと比較すると、カワサキはスポーティーさに若干寄せていると言えなくもないです。筆者は国内メーカーではスズキのバイクがいいなと思っていたのですが、カワサキも良いと思いました。
参考動画
続きまして、2台目には同じカワサキの800ccの大型バイクである、Z800に乗りました。Z800はW800と違い、目を三角にしてクネクネ道を速いペースでガンガン走っていくタイプのストリートファイターなので、今回はうって変わってやる気マンマンで臨まざるを得ない感じになります。
インプレッションでも書いてみます。
まず、シートだけでもZ800はW800とは全く性格が違うバイクであることがわかります。固くて触れると反発するタイプのシートになっていて、路面のギャップをモロに受けてしまいます。もっとも、実際はそれ程ガツンとはいきませんでしたが、これはサスペンションと呼ばれる部品がうまく機能しているからでしょう。そして、シート高は片足のみのつま先立ちになってしまう程高く、ステップに足を乗せた時も膝がやや曲がるポジションになります。これだけでも、スポーツ性を追い求めたバイクであることがうかがえます。
が、実際の走行性能はそんなカリカリとした、乗りにくいものではありませんでした。むしろ、とても乗りやすかったです。発進はいたってスムーズ、走ってからもちょうどいい加減のパワーで扱いやすく、そしてエンジンのフィーリングが絶妙に気持ちよかったです。しかし扱いやすいだけのバイクではなく、スロットルをひねればガツンと加速します。このあたりは、さすが大型バイクといったところでしょう。
まあ、こんなスポーティーなバイクですから、のんびりツーリングに行く系統のバイクではありません。後ろ部分の造形はまさに走るためのバイクといった感じで、ロープを引っ掛けるフック等はありませんでした。ここは、持ち主の創意工夫が必要かと思われます。
結論を申し上げると、安楽かつスポーティーな、バランスのとれたバイクと言えるでしょう。カワサキの愛好家が多いのも、Z800を試乗してよくわかりました。安楽さとスポーティーさを高いバランスで両立しているので、走っていてちょうどいい気持ちよさを体感できるのでしょう。スズキは若干安楽さに割り振っているのと比較すると、カワサキはスポーティーさに若干寄せていると言えなくもないです。筆者は国内メーカーではスズキのバイクがいいなと思っていたのですが、カワサキも良いと思いました。
参考動画